【全国でも有数の水景公園!】大濠公園

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皆さんは休日、どのように過ごすことが多いでしょうか?

健康のために運動をしたり、休日でないとできないような趣味に興じたり、はたまた寝床で穏やかなひとときを過ごしたり…思い思いの過ごし方をしていることかと思います。

では、そのような中でいつもとは少し異なる環境に身を置きたくなることはありませんか?

そのような方々におすすめしたい場所、それが『大濠(おおほり)公園』です。
今回は「大濠公園がもつ魅力」について紹介していこうと思います。

➤緑に囲まれた大きな池

大濠公園は面積のおよそ半分が大きな池となっている、全国でも指折りの水景公園です。

池の大きさはおよそ22万6千平方メートルなので、東京ドーム約4.8個分の大きさがあることになります。

池の中には小さな島々、周りにはおおよそ2キロメートルの周遊道があることが特徴的です。

小さな島々は内3つ(柳島、松島、菖蒲島)が橋で繋がっているため、自由に行き来することができるようになっています。

また、周遊道では様々な角度から池を望むことはもちろん、野鳥の森や日本庭園などの施設を通じ様々な方法で自然を楽しむことができるようになっています。

この周遊道沿いにはベンチも設けられているため、ジョギングやウォーキングといった運動の他、読書なども楽しむことができます。

風の穏やかな日に池を眺めつつゆるりと物語の世界に入っていくのも、なかなか趣深くて良いかもしれませんね。

※周回園路は用途別に適当な道が用意されている他、安全のため使う上でのルールもいくつか設けられています。詳しくは 大濠公園HPの「マップ・施設」 より”周回園路(ジョギングロード)”の欄をご確認ください。

➤数々の施設

さて、大濠公園には先ほど名前をあげた「日本庭園」のように様々な施設が存在しています。それらの中でも特に注目していただきたい施設をいくつか紹介します。

1.日本庭園

この日本庭園は昭和59年に大濠公園開園50周年を記念して築庭された、およそ1.2haの庭園です。

この場所の大きな特徴は敷地内に植えられた草木と枯山水や曲水などが織りなす様々な情景にあります。

なぜならそれぞれの季節に合わせ見ごろを迎える草木が用意されているため、庭が見せる様々な表情を一年を通して楽しむことができるようになっているからです。

季節ごとに様々なイベントも用意されているようなので、気になる方は是非。

入園料は個人だと15歳未満が120円、15歳以上は250円です。

開園時期や開園時間は季節により異なるため、詳しくは 大濠公園日本庭園にてご確認をどうぞ。

大濠公園能楽堂

『日本の伝統芸能である「能」や「狂言」を見ることができるのがこの能楽堂。是非ご来館を!』

…と言われても「あまりピンとこない」「自分の好みには合わないんじゃないか」と思われる方もいるのではないでしょうか。

両者を軽く紹介するならば、

・能:日本の古典文学(源氏物語や伊勢物語など)を、総勢20人が舞台上にて力を合わせて舞台を作り上げていく。
主役が役柄やに応じた面をつけているので、それに注目してみるのも一興。
また、面によっては面白い説が唱えられたりしているものもあるので、興味のある方はそちらを調べてみると意外と楽しめるかも...?

・狂言:昔の庶民の暮らしを皮肉なども込めつつもユーモアに表現していく。能とは違い、こちらは登場人物が2~3人と少なく、話し言葉を使った言語劇が繰り広げられる。
どうやら「お笑いの原型」と言われているらしい...?
...というような感じでしょうか。

ネットで調べてみると結構面白い話がでてくるので、少しでも興味が湧いてきた人は是非!

そしてもし実際に見てみたくなったのなら、この能楽堂を訪れ鑑賞してみることで新たな趣味に出会うことができるかもしれませんよ。

この場所に関する詳しい情報が気になる方は大濠公園能楽堂にてご確認をどうぞ。

3.福岡市美術館

学生時代に美術の時間などで「ミロ」や「ダリ」、「ウォーホル」というような名前を耳にしたことがある方も多いでしょう。

もし時間があるのなら、過去に写真を通して見ていた作品の数々を今度は自身の目で見てみませんか?

「絵の説明を覚えていない」「作者の背景を忘れてしまった」「楽しめるかが不安」というような理由であまり行く気が湧かない方も多いかもしれません。

しかしそのような方こそ、イメージに縛られないことで逆に楽しむことができることも。

芸術のどこに楽しさを見出すのかは人それぞれです。

この美術館で自分なりの解釈を考えてみませんか?

また、福岡市美術館には重要文化財を含む茶道具や近代洋画家、現代美術作品などの約16000点収集・保存されているそうです。

興味がある方は福岡市美術館にてご確認をどうぞ。

これらの場所を訪れる際、以前紹介したことのある舞鶴公園で歴史に触れてみるのも面白いかもしれませんね。

➤アクセス

大濠公園へ行く方法が気になる方もいるかもしれませんね。

大濠公園は、

・バス:「黒門」もしくは「大濠公園」バス停より徒歩5分

・電車:「大濠公園駅」もしくは「唐人町駅」下車で徒歩7分

・車:福岡都市高速1号線「西公園」ランプ下車、「福浜団地入口」交差点を左折、「黒門橋」交差点を左折、右手に大濠公園 約5分

で行くことが可能です。

気になる方は こちら からどうぞ。

大濠公園は以前紹介した舞鶴公園の隣に位置しているため一緒に楽しむのも良いかもしれませんね。
今回紹介したことの他にも、大濠公園では広い池をボートで楽しむことや、公園内にあるレストランでお昼休憩をすること、定期的に開催されるイベントに参加することなど様々なことを行うことができます。
是非訪れてみてください。